情報のキュレーションと知識獲得のための人工知能
この資料は、エンソート の クリストファー・L・ファロー 博士 と アレクサンドル・シャボ・ルクレール 博士が執筆した AndTech 社出版『マテリアルズインフォマティクス・量子コンピュータお よび自然言語処理と自律型実験システムを活用した次世代材料 開発』の第三章「 企業によるマテリアルズインフォマティクス の活用事例」内の一節「Artificial intelligence for curation of information and knowledge acquisition (情報のキュレーション と知識獲得のための人工知能)」を日本語に訳したものです。
概要
新素材開発の競争が激化する中、研究開発促進のための知識獲得の重要性が増してい ます。本資料は、人工知能が知識獲得にどのように貢献できるかを解説しています。
情報が知識に変わるプロセスは「キュレーション」と「知識獲得」の2つの段階に分か れますが、人工知能は情報の融合と意味づけを行い、研究者のアクセスを支援するこ とでこの両方をサポートすることができます。
本資料で紹介する科学検索システムの一部は、当社がクライアントと協力して開発 し、実際に運用されているものです。
目次
序論
- テクノロジーを活用したキュレーション
- 1.1 検索としてのキュレーション
- 1.1.1 NLP を活用した検索
- 1.1.2 画像検索
- 1.1.3 テーブル検索と専門分野検索
- 1.1.4 グラフからのデータの抽出
- 1.2 検索の限界
- 1.1 検索としてのキュレーション
- 2. キュレーションのための生成AI
- 2.1 すべての情報をテキストに変換できる
- 2.2 テキストをデータとして扱える
- 2.3 テキスト検索を超えた機能:マルチモーダルエンベディング
- 3. 生成AIによる知識獲得
- 3.1 Retrieval-Augmented Generationによる質問への回答
- 3.2 エージェントによる作業の遂行
- 3.3 エンベディングによる関連付け
結論
参考文献
[資料] ダウンロード
エンソートは、科学分野におけるデジタルトランスフォーメーションを推進します。 当社は世界中の企業とパートナーシップを結び、先進的な技術を活用することで、研究開発に特有の複雑 なデータ課題を解決し、イノベーションを加速させ、ビジネスの変革を実現します。当社のAI/ML技術、 科学的研究、データ活用における卓越した専門知識と豊富な経験は、企業の研究開発がビジネスを支える ように支援しています。エンソートの本社はアメリカ・テキサス州オースティンにあり、東京(日本)、 ケンブリッジ(イギリス)、チューリッヒ(スイス)にもオフィスを構えています。